色々な考え方はあるけれど

 日本の科学者12月号を読了。

日本の科学者 42ー12 特集:地球温暖化をどう受けとめるか

日本の科学者 42ー12 特集:地球温暖化をどう受けとめるか

 今回の特集は「地球温暖化問題をどう受け止めるか」。なかなか興味深い論文があって、温暖化を現在からプラス何度までに押さえるには、どのころから二酸化炭素の排出量がマイナスにならなければいけないか。という内容を扱った論文があった。今年は、アル・ゴアノーベル平和賞を受賞したり、逆に環境問題のウソといった本も売れたりと、環境問題に関する話題が特に高まった年であったと思うけれど、数字できっかりと期限を決められ、目標値まで示されると、後が無いなという気分にさせられる。
 ほかにも、陸地や海洋が吸収する二酸化炭素の割合などについても書かれていて、多くの刺激を受けた。こうした研究は面白いけれど、もっとアピールされないともったいないという気もする。なんとかならんもんじゃろうか。¥600。

 計18冊で、¥11,714。