年間ベスト

 本の雑誌1月号を読了。

本の雑誌 no.295

本の雑誌 no.295

 この時期は、いろいろなところで小説の年間ベストが発表されるけれど、本の雑誌も年間ベスト10が特集。本の雑誌ベスト10は、あいも変わらず僕が読まんじゃろうと思われる作品が多い(笑)それが逆に良いとこ?
 今号で、結構目についたのが、桜庭一樹の「私の男」。池上冬樹さんが言葉の甘さを指摘していたり、北上次郎さんが年間ベストで絶賛していたり。
 そして気になったのが、『図説「最悪」の仕事の歴史』。シーナさんも取り上げていて、中世ヨーロッパを中心に当時の凄まじい?仕事を丁寧に取り上げている本だそう。民俗学的にも優れているとの評で、シーナさんがこういう以上はかなり面白いハズ(個人的な知識欲を満たしてくれる)。はてさて文庫化されるのか。してほしいな〜原書房さんなんとか。
 今号は特別定価¥680。
 合計19冊で、¥12,394