棄権に思うこと

 郵政民営化法案が衆議院を通過した。その内容については語れるほどではないのでさておいて、賛成票と反対票の差がたった5票だった。ちなみに欠席した人は与党14人、野党2人とのこと。おぉ十分に結果をひっくり返せる人数ではないか。
 この事から欠席=棄権ということを考えると、それも意思表示といえば意思表示なのかもしれないが、ちょっと疑問に思ってしまう。少なくとも欠席する以上は、法案に納得していないということなのだろう。政府側は「反対(造反)も欠席も同じ扱い」と最初から表明していたはず。ということは、やはり欠席=棄権を選択することは、余り相応しくないのでは…受ける印象からすると、自分の保身のためだけにはっきりとした意思表示をしなかったのではと思ってしまう。
 とはいいながらも、法案自体に興味を持たない自分もたいした有権者ではないのだが、代議士のセンセイ方は国民から仮にも選ばれたものとしての選択があるのでは…と思ってしまった。特に大口たたいてバッカリのK賀さん…