なんというか…

 もう既に大ニュースになっているイギリスでのテロ。完全にサミット狙いだとは思うが…オリンピックの招致決定にも重なり、まさに最悪のタイミング。テロリストはここまで狙っていたのだろうか。
 ここまで来ると誰の責任か、などと追求している状況ではないだろう。中東各国もシリアまでテロを非難。某軍事大国からのやつ当たり的な攻撃を避けるための行動なんだろうとも思うが。
やはりアルカイダ系の組織による犯行という推測も出ているようだし、結局は血で血を洗う様な戦いになるのか。無関係な人々を巻き込み続ける状況はいつまで続くのだろうか。どうにもやるせない。
 先日恵比寿の東京都写真美術館で行われている「世界報道写真展2005」を見に行った。世界中で起こっているな事件や、スポーツ等様々な写真が飾られているが、どうしても心に残るのが、不条理な暴力により肉親を奪われた人々の悲しみ、怒りなど様々な感情を含んだ表情。写真の前で涙ぐんでいる人も多く見受けられた。このような状況が今後も繰り返されていくということは、無い様にしていただきたい。やられたらやり返すという状況では、生み出すものは、写真の中の表情のみであると思うし、特に為政者はそれらのことを認識した上で行動をしてもらいたい。
 「世界報道写真展2005」は7/31まで。月曜休館で開館時間は10:00〜18:00(木、金は20:00)時間がある方は是非見ていただきたいと思う。