面白いんです!!

 上巻に続いて「透明人間の告白」下巻を読了。

透明人間の告白〈下〉 (新潮文庫)

透明人間の告白〈下〉 (新潮文庫)

 これは本当に面白い。下巻はジェンキンズ率いる情報機関と、つかまらないために対決していく一方で、透明でも生活していけるように、透明であることを利用して株に係わる情報収集を行い、株の売買で徐々に生活資金や生活場所などを手に入れ、透明人間でも生活していく環境を整えていく…もと証券マンという設定を利用していて、よく出来ているなぁと。新しい彼女との出会いなど、突っ込みたくなる個所もなかなか面白かったり、意外と今ではネットなんかもあるから、もしかしたら生活できなくも無いんだなぁと思ったり。対決シーンもなかなかどきどきさせる話で、テンポも良く久しぶりにこういう話で興奮して一気に読んでしまった。映像より、想像できる本で読んだ方が面白いんじゃないかなぁ。まぁ映像を見てないから、あんまりうかつなことは言えないけど…読んでよかったなぁ!!