面目躍如

 牝馬の松永…久しぶりでちょっと忘れ気味だったけど、鮮烈に思い出させてくれました。第132回天皇賞。100周年ということで、天皇皇后両陛下もご覧になってましたが、すばらしいレースを見せてくれました。松永幹夫騎乗の1枠1番ヘヴンリーロマンス牝馬が頭差制して、8年ぶりの牝馬による天皇賞制覇!!!本当にすばらしい勝負根性で、ゼンノロブロイダンスインザムードの間から、ゴール前一気に抜けてきた。強い勝ち方だったなぁ。確かに札幌記念を制して天皇賞秋というのは、エアグルーヴと同じローテだけども。朝書いたように、チャンスだと思ったんでしょうなぁ。松永騎手は牝馬以外のGⅠは初めてだという事だけど、それすら牝馬で制してしまうとは…恐れ入った。調教師試験を受けていて、来年春にも引退か?という事ですが、最後にすばらしい仕事をしましたね。天覧試合だし。両陛下にも楽しんでいただけるレースだったのではないかと。しかし、今回の天皇賞掲示板5頭中3頭が牝馬。レース展開もあるとは思うけど、徐々に人間社会に似てきたんですかねぇ…
 ヘヴンリーロマンスは次走がエリザベス女王杯になると思うので、3歳世代とどのようなレースを見せてくれるのか楽しみだ。

 ついでに、スイープトウショウのあの癖はどうにかならんもんかねぇ…まさか馬場入り後も走らないとは…ある意味恐れ入る。