名前を呼べば

 森博嗣"幻惑の死と使途"を読了。

幻惑の死と使途 (講談社文庫)

幻惑の死と使途 (講談社文庫)

 なんとも言えない読後感。題名がすべてを表しているといえば、表している。まぁ、S&Mシリーズの作品はそうなんだけれど、「すべてがFになる」に続いて、名が体を表す的な題名。作中で描かれる犀川先生の車の買い方は、森先生そっくりだろうと勝手に想像した。いや、森先生は乗り心地や容量なども考えられているから、そうでもないかな?どっちだ。