衝撃作だらけ

 さいとう・たかを"ゴルゴ13 96病原体・レベル4""ゴルゴ13 97砂上の帝国"を読了。

 文庫版ゴルゴ13。96巻の表題作では、ゴルゴがエボラの新種に感染してしまうという展開。そこから、医学の知識を生かして、立ち直ってしまう。それにしても、エボラの恐ろしさが伝わってくる作品だった。他にも第二次大戦中に、日本軍がアメリカの原爆に関する計画を把握していたという作品があったりと、衝撃的な作品がたくさん。数ある名作の中でも、この2巻に入っているものは社会的な面からいって秀逸な作品が多いのではないか。そこまで奇跡的なショットというのは、そういえばなかった。色々な魅力をゴルゴ13は持っている。来月でとうとう文庫版も99巻まで出てしまう。どこまで出すのだろうか?