ライトな感じで

 昨日、今日で2冊読了。

夜明けのブギーポップ (電撃文庫)

夜明けのブギーポップ (電撃文庫)

別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫)

別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫)

 夜明けの〜はブギーポップが誕生した頃の話。話は炎の魔女こと霧間凪が中心となっている。凪の父親の霧間誠一の話は面白かった。
 別人〜は、以前読んだ椎名誠さんの本の雑誌血風録に書かれていたので、興味をもって読んでみた。群さんが大学を卒業する直前から、エッセイストとしてデビューして本の雑誌社を退社するところまで。血風録には書かれていなかった、ずっと会社にいた人の目線から、椎名、目黒、沢野といった本の雑誌社の中心人物について書かれていて、面白かった。椎名さんの不条理な感じとか、沢野さんのいいかげんな感じとか。