正直さ

 嘘というのは、基本的にはつくべきではないものだと僕は思っている。正直に生きる事は「馬鹿を見る」なんていわれるけども、最も自分が気持ちのいい生き方だと思う。
 嘘をつく代表例なんて、お金もらったのに、「もらってない」とか「記憶にない」とかさらに「侮辱だ」なんて逆ギレする人間…馬鹿じゃないかっていう嘘。まさに嘘つきはナンタラの始まり。こんな嘘は論外で、そんな嘘をつく人間はさっさと放り込んでもらえばいいと思うけど。
 それでも、ついてもいいというか、つかなきゃいけない嘘というのもあるんじゃないかと思う。それは、例えば、何かしたことの本当の理由であっても、その理由をいうことで、ある人がなした悪事の責任を、理由とされた人が「自分のせいだったんだ」と感じてしまう恐れがあるとき。本当の理由でも、あくまで「自分の私欲のためにやりました」という嘘は必要なんじゃないかと。転嫁されてしまうと感じる人が体や心が弱っている人ならなおさらです。もっとも同情を引くとか、転化するという気持ちがあって、事実ではなくてそれが嘘だったりするなら最悪ではある。若しくは、もっともそういう嘘をつけないというのは、それはその人の弱さ…その犠牲になる人はあまりにも悲惨だと思う。抽象的でわかりにくい。まぁそのくらいでいいと思う。