圧巻

 浦沢直樹"PLUTO 3巻"を読了。 

PLUTO (3) (ビッグコミック)

PLUTO (3) (ビッグコミック)

 2巻の最後でウランが出てきて、3巻はウランが活躍?手塚版でも勝手気ままなウランだけど、浦沢版ではさらに磨きがかかっている感じ。元気な女の子象徴のような。ストーリーとしてはまるっきりKKKなKR団が出てきたりして、更なる深みを増している。そして最後には本当の主人公?の影が…と、また最後で出てくんのかよ!!みたいな。それでもウランとプルートゥとの心の交流みたいなのも描かれていて、手塚版のプルートゥの行動に動機を与えている。本当によく手塚版を踏襲し、深く理解されている事が良くわかる。それにしてもイプシロンはかっこいい…
 さいとう・たかを"ゴルゴ13 80巻"を読んだ。  今巻は3話だけど、アンコールワットの盗掘について、湾岸戦争前夜、東西冷戦のディープスロートの話と、まさに時代を反映した内容で勉強にもなるし、毎回ながらも本当にこういうことがあったとしか思えない内容…素晴らしかった。