日本の形

 今日は福井晴敏"亡国のイージス上"を読了。 

亡国のイージス 上 (講談社文庫)

亡国のイージス 上 (講談社文庫)

 映画にもなった作品。日本の防衛、自衛隊について、深く鋭くその存在からひいてはこの国の、国民の考え方というところまで捉えて問題を提起している作品といえるのではないかと思う。本の厚さも相当だけど、中身の熱さも相当のもの。やはり、「これが戦争だ」という文が印象に残る。最近はまた、色々と憲法問題と絡んで話題になりつつあるものだし、必ず避けては通れない話である。どのような考え方でも、国民としては正面から考えなければいけないと改めて感じさせられた。