まとめて

 書く機会が無かったから、書いてない間に読んだのをまとめて。
 
 トマス・H・クック"緋色の記憶"。

緋色の記憶 (文春文庫)

緋色の記憶 (文春文庫)

 最初から罪に問われている人はわかるのに、事件がわからない。徐々に何が起きて、何が責められているのかが明らかになっていく。今まで読んだ事が無いタイプでいやいや…記憶シリーズがあるみたいで、もっと読みたいぞ。
 
 恩田陸"夜のピクニック"。
夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

 第2回本屋大賞受賞作。よく考えたら本屋大賞を受賞した作品は全部映画化しているんだねぇ。これは映画も見たいけれど、本を読んでいて漂ってくる歩行祭疲労感というのが、自分のマラソンを思い出してそういう意味でも、懐かしさを感じさせてくれた。またマラソンしたくなってしまった。大人は高校時代を思い出して、子どもにはこういう良い友人を作って、楽しい思い出作れよという意味で、読ませたいと思う本。
 
 日日日"ピーターパン・エンドロール"。
ピーターパン・エンドロール

ピーターパン・エンドロール

 なかなか判断の難しい作品だった。

 石田衣良"アキハバラ@DEEP"。

アキハバラ@DEEP (文春文庫)

アキハバラ@DEEP (文春文庫)

 ある意味本当のアキバを扱った作品。いやもう読んでいてワクワクして一気読み。キャラの作り方、話の流れ、どれをとっても面白い。キーポイントはインド人?

 北条司"エンジェル・ハート 20"。

エンジェル・ハート (20) (Bunch comics)

エンジェル・ハート (20) (Bunch comics)

 楊芳玉が老眼になって、リョウに迫る迫る。

 三雲岳斗"アスラクライン 5"。

 一回目の世界の遺跡が登場。第二生徒会の生徒会長と、悪魔でロリ系の先輩が登場。相変わらず迫られる主人公…

 大塚英志"木島日記"。

木島日記 (角川文庫)

木島日記 (角川文庫)

 折口信夫が残した日記を元として書いたという設定の作品。大塚さんは、基本的に評論的なものしか読んだことがなかったので、小説形式はちょっと新鮮。いやいや面白かったですよ。怪奇的な雰囲気が漂いつつ、題材とするものも面白いし。