再読が必要

 ウラジーミル・ナボコフ"ロリータ"を読了。

ロリータ (新潮文庫)

ロリータ (新潮文庫)

 読んでは見て、何が起こったのか、どうなったのかというストーリーはおえたけれど…。うまいこと感情の動きが追えなかったなぁという心残りが出来たのと、注釈を見てみると結構な前振りがあると。最初は読んだ後でお読みくださいとのことだったから、読み終わった後読んでみて、なるほど〜と。なんで、やっぱり再読したほうがいいなぁと思うのと、結構真剣に読まないといけない(僕としては、電車の中でブツブツ切りながら読むのでは追いきれなかった)。落ち着いたところでね。
 解説にも書かれていたけれど(なんと大江健三郎)、色々なジャンルの本として読めるところがある。そういう面で、中盤のロードノベル的なところで、若干おえなくなってしまったところがあった。その後はズルズルと…もう一度機を見て読み返そう。