今週は〜
始まる邦画で注目するのは「亡国のイージス」かなと思っていたけど、おぉ!!「ヒナゴン」も〜この原作は重松清の「いとしのヒナゴン」
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/10/27
- メディア: 単行本
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舞台は、広島の比奈町その頃に実際に「ヒナゴン」を見たヤッちゃん(映画では伊原剛史)が30年後に比奈町の町長になり、類人猿課(これも昔実際に設置されたそう)を再びつくり、ヒナゴン探しを町ではじめる。小説は、比奈町に帰ってきて、その類人猿課に就職することになった信子(映画では井川遥)の語りが中心となっている。比奈町は周囲の町との合併話の最中であり、町の人々同士で諍いがあったりなど、ヤッちゃんの周囲の人間を中心に、さまざまな人間模様が表されている。本当にヒナゴンはいるのか?などどきどきしつつも、最後にはとても感動的なシーンがあり、不覚にも読みながら泣いてしまい、最後は字が読めないくらいになってしまった。人だけでなく、自分の夢など色々なものを信じることの大切さを改めて気づかせてくれる作品だった。
映画は伊原さんや、井川さんをはじめとして、上島竜兵さん、鶴見辰吾さんなど、個性的なメンバーで楽しみにしてる。特に小説を読んでいても、上島さん演じるドベという役は、上島さんしかいないんじゃないかと思ったほど。結構個人的には期待している。